貸株注意喚起
貸株注意喚起(かしかぶちゅういかんき)とは、日証金等の証券金融会社がおこなう指定です。「規制」ではありません。特定の貸借銘柄について、空売りの数量が増加しており、今後も貸し株が増加下場合には株不足となり、逆日歩が発生したり、売り禁となるリスクが高いことを周知します。
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貸株注意喚起がかかる条件・要件
貸株注意喚起は基本的に株の空売り(売り建て)の数量が買い建ての数量よりも大きく増加している銘柄にかかります。ただし、単純に空売りの数量が多いだけでかかるわけではなく、対象銘柄の出来高や日証金(証券金融会社)の売り建て用の株券調達がどれだけ容易であるかなども関連してきます。
ちなみに、貸株注意喚起となることで、何か取引が特別に制限されることはありません。ただし、貸株注意喚起がだされた後も空売りが増加した場合には、売り禁などの追加規制がおこなわれる場合もあります。
貸株注意喚起になると株価はどうなる?
前述のとおり、貸株注意喚起になることで特別に取引が制限されることはありません。ただし、一部の証券ディーラーなどの機関投資家などは、貸株注意喚起を受けている銘柄を売買しないような自主規制(社内ルール)がある場合もありますので、状況によっては株価に影響を与える場合もあります。
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