信用取引の証拠金維持率で証券会社を比較
委託証拠金率は法律により30%以上と定められています。あくまでも30%以上ですので、証券会社によってはこれが33%であったり40%であったりします。ちなみに、割合が大きいものほど、証拠金(預けている資金や代用有価証券の額)に対して投資余力が小さくなりますので、より効率的な投資がしたいという方は、割合が小さい証券会社を選ぶようにすると良いと思います。
その一方でぎりぎりの投資は取引リスクも大きくなりやすいのでロスカット注文なども活用してリスク管理はしっかりと行う必要があります。
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信用取引における委託証拠金率について
委託証拠金率とはこの水準まで信用取引の建て玉を建てられますよという水準です。例えば、委託証拠金率が30%であれば、元本(証拠金)150万円に対して150÷30%=500万円までの信用取引の投資が可能となるわけです。(くわしくは「委託証拠金と委託証拠金率」をご覧下さい)
基本的には、この割合が低いものほど、少ない元本(証拠金)で多くの信用取引ができることになります。大まかな目安としては、50%なら証拠金の2倍、40%なら2.5倍、30%なら3.3倍となります。
一応法令では、最低水準として30%が定められていますが、定めとしては30%以上になすることとされているので、証券会社によってこの委託証拠金率は変わっています。
基本的には委託証拠金率が小さい会社ほどより多くの投資ができるという意味ではプラスだと考えています。
信用取引の委託証拠金率で証券会社を比較・ランキング
必ずしも証拠金率が小さければ良いというわけではありませんが、一応小さい順にランキングしていきます。
証券会社名 | 信用委託証拠金率 |
コメント・評価 |
1位:GMOクリック証券 |
30% |
|
1位:大和証券 |
30% |
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1位:楽天証券 |
30% |
|
1位:マネックス証券 |
30% |
|
2位:松井証券 |
31% |
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3位:SBI証券 |
33% |
|
3位:カブドットコム証券 |
33% |
|
4位:丸三証券 |
40% |
注意)調査日時点での数字となっています。証券各社の判断により当然変更はありますので、正確な数字については各公式ホームページで必ずご確認下さい。
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