信用余力
信用余力とは、現在の状況で新規に建てることが可能な信用取引の枠を指します。つまり、現時点であと○万円までなら新規に信用取引をすることができるという目安になります。通常は証券会社の取引画面などで確認できるようになっています。
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信用余力の計算方法
信用力の計算方法はシンプルです。
①現在の証拠金の総額(現金+代用有価証券)
②信用建玉の合計(建てた時点の評価額)
③信用建玉の損失(利益が出ている場合はゼロ)
④委託証拠金率(委託保証金率):証券会社により異なる。最低30%~
信用余力={①-(②+③)}÷④
例えば、証拠金300万円で、既に200万円の建て玉があり、建て玉は10万円の損を出しているとする。委託証拠金率は40%とする。
{300-(200+10)}÷40%=90÷40=225
以上のように、この場合は225万円分の信用余力があると計算することができます。
信用余力の回復
信用余力を回復させる方法は上の式を覚えておけばわかります。
- 保証金を積み増しする。
(「積み増し額÷委託証拠金率」分信用余力が回復します。) - 利益が出ている建て玉を決済する
(余力計算には建玉の損失分は考慮されますが、利益は考慮されないので含み益がある玉を決済すれば利益が「保証金」に充当されるので、「含み益÷委託証拠金率」分信用余力が回復します。さらに、建玉が決済されるので、当然「建玉÷委託証拠金率」分についても信用力が回復します)
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