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信用取引の始め方

信用取引の始め方では、信用取引を始めることができるまでの具体的な流れを解説していきます。基本的な流れとしては、証券会社に口座を開設(総合口座開設)、信用取引口座の開設依頼、審査、口座開設完了といった流れとなります。

信用取引を始めるにはまず、通常の証券口座を保有している必要があります。また、信用取引用に新しく口座を開設する場合でも「通常口座」→「信用口座」という流れになります。


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信用取引が可能になるまでの流れ

信用取引は、証券会社が投資家に対して与信(信用)を与える形の取引となります。そのため、通常の現物株取引のように、資料請求→口座開設完了といった簡単な流れとはなりません。審査が必要になるなどのいくつかのポイントがあります。

  1. まずは証券会社に口座開設
    まずは、はじめに証券会社に口座開設をしておく必要があります。現在取り引きをしている証券会社がある場合は、現在利用している証券会社でもOKです。ただ、信用取引をするうえでは、いくつかオススメの証券会社がありますので、「信用取引におすすめの証券会社」などをご覧頂いて、こうした証券会社を選んでいただくのも良いかと思います。

  2. 信用取引口座の開設依頼・審査
    通常証券会社に口座を開設すると「証券総合口座」という口座が開設できます。ただし、この状態では、信用取引はできません。信用取引を行えるようにするには、別途信用口座の開設依頼を行う必要があります。

  3. 信用取引口座の開設
    口座開設には、申込書を提出する必要があります。最近のネット証券ではインターネット上での申し込みも可能なところが多いです。申込の際には、投資経験や資産などが問われます。また、信用取引に関する簡単なクイズ(質問)が出される場合があります。こうした内容は全て審査の対象となります。申請後各証券会社で審査が行われます。スムーズに行けば数日から1週間で口座開設が完了します。判断が微妙な場合や、証券会社によっては電話審査がある場合もあります。

信用取引の口座開設条件と審査

信用取引の口座開設には条件があり、審査があるとしましたが、具体的にどのような口座開設条件があり、信用取引審査があるのでしょうか?ここでは、あくまでも一般論としてですが、証券会社に信用取引口座を開設する場合の条件・審査内容について解説していきます。
>>信用取引の口座開設条件と審査
書面審査内容
電話審査内容

 

信用口座へ証拠金を入金する

信用取引口座が開設されたら、後はその口座に信用取引をするための担保となる証拠金を入金する必要があります。既にその会社で現物株取り引きをしている場合には、預けている資金が預かり金となります。また、現物株は自動的に代用有価証券として計算されます。
>>信用口座へ証拠金を入金する

 

信用口座を作ることで使えなくなるサービス

実は信用口座を開設してしまうと、委託証拠金(担保)の関係性から利用できなくなるサービスがあります。代表的なものとして「MRFサービス」と「貸株(預株)サービス」と呼ばれるタイプのサービスがあります。ここではなぜ利用できなくなるのか、またその回避法について解説します。
>>信用口座を作ることで使えなくなるサービス

 

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